興国寺

興国時は心地覚心(法燈国師)が宗旨を禅宗に改め「関南第一禅林」として栄えたお寺。醤油、径山時味噌(金山寺味噌)や尺八の日本発祥の地とされています。毎年1月の成人の日には「天狗祭」が行われています。

興国寺の歴史は、安貞元年(1227年)葛山五郎景倫(願性)が鎌倉幕府三代目将軍であった源実朝の菩提を弔うために真言宗「西方寺」として建立されました。正嘉2年(1258)心地覚心(法燈国師)が宗旨を禅宗に改め「関南第一禅林」として、末寺143カ寺をもつ臨済宗法燈派の大本山として「紀に興国寺あり」と称された名刹です。覚心は永仁6年(1298)に示寂、その後に国師号を授かり、興国元年(1340)に後村上天皇より興国寺を賜ったと伝えられています。

天正13年(1585年) に羽柴秀吉(豊臣秀吉) による紀州征伐の際に、弟子達や末寺などの建物の大半が襲撃され破壊消失したが、慶長6年(西暦1601年)にその当時紀州を治めていた浅野幸長により、法堂・伽藍・鐘楼・書院などが平和の願いをこめて再度建立され、現在に至ります。

Infomation(詳細情報)

名称興国寺
フリガナコウコクジ
カテゴリー観光スポット・名所 / お寺・神社(寺社仏閣) / お寺
住所〒649-1103
和歌山県日高郡由良町門前801 
アクセス湯浅御坊道路 広川ICから車で約15分
駐車場あり(無料)
電話番号0738-65-0154  
営業時間早朝〜日没
料金拝観料:無料
備考臨済宗 鷲峰山
紀伊之国十三仏霊場第 八番札所